私の生活のはじまりの話

付き合い始めてから7年近く、同棲するようになって5年、そんな彼とようやく結婚。
式は挙げずに、穏やかに日々の生活を送ることに。

それが私の生活の始まり。

結婚してから特に大きな問題もなくて、私の仕事がちょっと忙しいくらいで。
小さないざこざは多少あったものの、平和で幸せな日々。

そして結婚してもうすぐ1年を迎える直前の秋、
今まで味わったことのない下腹痛に襲われました。
同時に全身の血の気が引いていく感じ。

お腹を強くぶつけたとかそんなことはまったく無く、
夕飯の買い出し中、普通に歩いていた時のことでした。
時間が過ぎていくにつれて痛みはひどくなる一方で、脂汗は出て来るしで動くこともできず。
ただ救急車を呼ぶかどうかの程度がわからず。
翌朝会社に休みの連絡を入れて、駆け込みで見てもらえる病院を必至で探しました。
片っ端から電話をかけて、でも婦人科って基本的に完全予約制で当日いきなり連絡しても受け入れてくれる所が全然なくて。

結局病院は見つかったんですが、診察は夕方しか無理ということに。
朝一から電話をかけまくって病院が見つかったのが昼、そして診察予約が取れたのは夕方。
そう考えると、ほぼ丸一日近く痛みに耐えていたということに。
今思えば、救急車呼んで搬送してもらえばよかったかなと、そこは後悔してます。
おおごとにならなかったからよかったものの、もっと酷かったらどうなっていたことか。

歩くのもままならず、タクシーでクリニックの目の前につけてもらって、
なんで定期的にエコー検査をしないのかとお医者さんに怒られつつ、でも痛みでそれどころじゃなくて、検査してもらったら左の卵巣に嚢腫(のうしゅ)が出来ていてしかもその一部が破裂していることがわかりました。

 

私の場合、子宮内膜症から派生したチョコレート嚢腫だったようです。
なぜ”チョコレート”かというと、茶色くてどろっとしているからですって。

嚢腫自体は小さい袋状のものが複数くっついて出来ているそうで、
その小さい袋状のものの一部が破裂して中のものが漏れたんだろうと。

だがしかし、行ったクリニックでは処置はできずエコー検査のみ。
大きい総合病院に行って診てもらうように言われました。
診察が終わったのは18時過ぎ、総合病院の受付もその時間には終わってます。
痛み止めは処方してもらえたものの、根本的な対処はなにもできないままこの日は帰宅。

翌日も休まなければならないことが決定した瞬間です。
体調が悪いなら休んで当然と今では思うことができるのですが、当時の上司は悪い意味でとても厳しく、そして人を選ぶタイプの人間だったので休むことが、それを報告しなければならないことが恐怖でした。


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